広報不在のスタートアップ必見!ゼロから始める広報活動の第一歩

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広報不在のスタートアップ必見!ゼロから始める広報活動の第一歩

スタートアップで日々奮闘されている皆さんは、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「うちの会社、広報ってやったほうがいいのかな?」「でも、何をどう始めたらいいのか分からない…」

実際、スタートアップや小規模企業では、専任の広報担当者がいないことも珍しくありません。経営者自らが営業やプロダクト開発、採用に追われる中で、「広報は後回しになりがち」というのが現実です。

しかし、どんなに素晴らしいサービスやプロダクトを開発しても、「知ってもらわなければ存在しないのと同じ」。だからこそ、広報活動は事業の成長に欠かせない武器になります。

この記事では、広報未経験の経営者や担当者が、ゼロから広報を始めるための第一歩を分かりやすくご紹介します。

「そもそも広報って何をするの?」を理解する

「広報(PR)」とは、企業や団体が自社の考え方や活動、商品・サービスなどを、社会やステークホルダーに対して伝え、理解・共感を得て、良好な関係を築いていく活動のことです。

マーケティングや広告と混同されがちですが、広報は「第三者の目を通して認知を広げる」点が大きな特徴です。例えば、テレビや新聞、Webメディアなどで記事として取り上げられるのは、その代表的な形です。広告はお金を払って出稿しますが、広報はメディアに“取り上げてもらう”ことを目指します。

広報活動は、「信頼を積み重ねること」が目的です。長期的には、採用にも、資金調達にも、顧客の信頼獲得にもつながっていきます。

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最低限やるべきことリスト

「具体的に何から始めればいいの…?」

そんな方のために、まずは“最低限やっておきたい広報活動”をリストアップしてみました。

1.会社概要資料(ファクトブックやファクトシート)の整備
会社の基本情報や代表者プロフィール、事業内容、沿革、受賞歴などをまとめた資料を用意します。これは記者や関係者に渡す資料としても活躍します。

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2.Webサイトの整備と更新
プレスリリースを出すと、記者は必ずWebサイトをチェックします。最新情報、代表メッセージ、事業内容などが分かりやすく掲載されていることが重要です。

3.SNSの運用開始
情報を発信できるSNSを一つでも始めてみましょう。企業の顔として、外部との接点になります。

4.プレスリリースの作成・配信
新サービスのリリースや資金調達など、外部に知ってもらいたいトピックがあるときは、プレスリリースを書いて、配信サービスを使って配信しましょう。

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5.メディアリスト(記者の連絡先)の整備
自社に関連のある業界メディアや地方紙、記者の連絡先を一覧化しておくと、いざという時にアプローチしやすくなります。

最初から完璧を目指す必要はありません。自社に合ったものから優先順位をつけて、一つずつ着手していきましょう。

やることが多すぎる!リソース不足のリアル

ここまで読んで、「これは一人でやるには厳しい…」と思った方もいるかもしれません。

実際、スタートアップでは人的リソースも時間も限られており、広報にフルコミットできる余裕はなかなかありません。広報の専門知識がある人も少ない中で、同時に他の業務もこなさなければならない現実は、非常に厳しいものです。

そんな中でおすすめしたいのが、「全部自分でやろうとしない」こと。

以下のような工夫で少しずつ広報を動かすことが可能です。

  • 社内で“広報チーム”を仮編成する
    マーケ、営業、開発など、他のチームと兼務して広報的な目線を持ってもらうだけでも、情報のアンテナが広がります。
  • 広報を“仕組み化”する
    「毎月1回、ニュースがあるかを棚卸しする時間を作る」など、広報活動をルーティンにしていくと、無理なく継続できます。
  • 外部の広報支援を活用する
    予算がある場合は、広報の専門家やPR会社の力を借りるのも有効です。資料作成やメディアへの売り込みを一部代行してもらうことも可能です。

広報は“地道な継続”が力になります。できる範囲で着実に積み上げていくことが、のちの成果につながります。

小さな成功体験を積み重ねよう

広報は、結果が出るまでに時間がかかることもあります。

ですが、小さな積み重ねがやがて「信頼」や「注目」に変わっていきます。

例えば、SNSで投稿した内容に反応があったり、地元メディアに取材されるなどの出来事があると、それは確かな一歩。最初は小さな露出でも、記事が一つ出れば、掲載実績として信頼性を高める材料になり、ビジネスチャンスにもつながっていきます。また、一つのメディアに掲載されると、次のメディア取材につながることがあります。

広報は「運」も「タイミング」も大切ですが、なにより「準備」と「継続」が一番の武器になります。

まとめ

広報活動を通じて、企業には「顔」ができていきます。

誰がどんな思いで、どんな社会課題に向き合っているのか。そうした“物語”が伝わっていくと、単なる製品やサービス以上に、「この会社を応援したい」と感じてくれる人が増えていきます。

広報活動は、自社のビジョンや価値観を“言語化して伝える”ことでもあります。

最初は拙くても大丈夫です!自分たちの声で丁寧に発信していきましょう。

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