万博は「予約がないと楽しめない」って本当?
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「Press Bridge」を運営するハッピーPRでは、7月に社員研修の一環として現地視察を行いました。筆者自身もプライベートで訪れ、5月の初訪問から直近9月17日までに計7回足を運びました。実体験を交えて“予約なしでも楽しめる万博の歩き方”をご紹介します。
人気パビリオンやレストランは予約必須と思われがちで、「せっかく来たのに長蛇の列に疲れて早々に帰った」という声も耳にします。でも実は、予約なしでも広がっていく楽しみ方がたくさんあります。
この記事では、行列に疲弊せず、気ままに歩いて楽しむヒントをお伝えします。
まずは安心!混雑知らずのグルメでひと休み
海外パビリオン以外のレストランが穴場
海外パビリオンのレストランは人気で行列必至ですが、実はそれ以外の飲食エリアや売店は比較的空いていて狙い目です。
- リングサイドマーケットプレイス東:韓国料理などリーズナブル
- リングサイドマーケットプレイス西:「大阪のれんめぐり」は座席数が多く安心
- ウォータープラザマーケットプレイス西・東:「醗酵食堂Hasshoku」ではゆったりお酒を楽しめます
- EARTHTABLE~未来食堂~:グルテンフリーのラーメンを提供「GF RAMEN LAB」、焼きたてバウムクーヘンを切り分けてくれる「THEO’S CAFE by ユーハイム」もおすすめ
- 風の広場マーケットプレイスD:会場のはずれ・北西部というロケーションから「グランドフードコート Bangladesh」はあまり知られていませんが、席数も多くメニューも充実しています
- クウェート館併設の売店:サモサなどの軽食やスイーツが購入でき、脇にある段々になった休憩スペースは比較的空いています
歩き疲れたら、こうしたエリアでゆったり腰を下ろして一息つくのが万博の賢い楽しみ方です。

【クウェート館の脇にある休憩スペースでいただくソフトクリーム(クランチデーツカップ)】

【クウェート館に併設された売店の陽気なスタッフさんたち】

【焼きたてを切り分け・お代わり「THEO’S CAFE by ユーハイム」】

【ガラス越しにウォータープラザ(醗酵食堂 Hasshoku)】

【関西三大飲みどころセットを堪能(醗酵食堂 Hasshoku)】
行列ゼロでも楽しめる!体験と発見のスポット
スタンプラリーでアート体験
公式スタンプパスポートには、6つのスタンプを重ね押ししてカラフルな作品を完成させる「重ね押しスタンプ」があります。ちょっとしたアート体験として人気上昇中!
あまり並ばずに楽しめるので、お子さま連れにもぴったりです。

【公式スタンプパスポートの重ね押しスタンプ】
世界の雑貨や記念品を探そう
パビリオンやコモンズでは各国の雑貨や食品を販売中。旅行で行く予定のない国のお土産を見つけるのも万博ならではの楽しみです。「偶然の出会い」を探す気持ちで歩くと、ワクワク感が倍増します。

【魔除けの目玉のブレスレット(トルコ館) 】

【建物モチーフのキーホルダー(コモンズA・イエメン)】

【1970年日本万博のシンボル「太陽の塔」デザインのハンカチ(UAE館)】
やっぱり気になる!並ばずに入れるパビリオン
ほとんど並ばずに入れるパビリオン
- インドネシア館(水色「コネクティングゾーン(C)」)
- アラブ首長国連邦館(緑「エンパワーメントゾーン(P)」)
- 大阪ヘルスケア・予約不要エリア(赤「東ゲートゾーン(E)」)
- コモンズ ※9月以降は入場制限が発生しています

【まるでジャングルのようなインドネシア館】

【展示が素敵なアラブ首長国連邦館】
待ち人数制限があるけど意外とスムーズなパビリオン
- パソナ館(青「西ゲートゾーン(W)」)
- 未来の都市(北西部・黄緑「フューチャーライフゾーン(L)」)
ポイントは「スタッフに待ち時間を確認する」こと。入場制限が解除された直後を狙うと、短時間で入れることがあります。
まとめ:予約がなくても、楽しみは広がっていく
予約が取れなくても、大阪・関西万博には楽しめる工夫がたくさん。
- 混雑知らずのレストランでグルメを堪能
- スタンプラリーや雑貨探しで思い出づくり
- 並ばず入れるパビリオンで世界を体験
閉幕まで残りわずかな期間、「偶然の出会いを楽しむ」のが万博の醍醐味です。予約に縛られない自由な歩き方で、自分だけの万博体験を見つけてみてください。