夏のメディア露出を狙え!8月ネタの具体例5つ

夏のメディア露出を狙え!8月ネタの具体例5つ 広報お役立ちブログ

スタートアップや中小企業にとって、限られた予算や人手でメディアに取り上げてもらうことは簡単ではありません。でも、季節感のある話題や社会的関心が高まるタイミングをうまく活用することで、思わぬチャンスが生まれることもあります。

今回は「夏のメディア露出を狙いたい!」という広報初心者や、広報未経験の経営者の方向けに、8月ならではのメディアネタを5つご紹介します。ぜひ自社のサービスや取り組みに当てはめて、ネタづくりの参考にしてみてください。

夏の「〇〇離れ」や「〇〇疲れ」に便乗する

8月は暑さのピーク。体力的にも気持ち的にも疲れがたまりやすい時期です。こうした背景を踏まえて、メディアでは「夏バテ」「SNS疲れ」「クーラー依存」「料理離れ」など、“〇〇疲れ”や“〇〇離れ”に関する特集が増える傾向にあります。

例えば、

  • 猛暑のためリモートワークを選ぶ人が増える→企業の「夏季リモート推奨」「時差出勤制度」などのネタ
  • キッチンが暑くて料理したくない / 食欲が落ちて冷たい料理や手軽な料理で済ませがち→簡単・時短レシピの紹介や、お弁当・宅食・ミールキット系サービスの活用事例紹介
  • 暑すぎてレジャー施設や観光地への外出を控える傾向→自宅で楽しめる「おうちレジャーグッズ」や、AR/VRなどを使った新しい体験型コンテンツの紹介なども有効

「夏に抱えがちな不調や悩みに対して、どんな提案ができるか?」という視点で自社のサービスを見直してみると、意外なネタが見えてくるかもしれません。

夏のイベントと組み合わせた地域・社会貢献ネタ

8月は全国的に夏祭りや花火大会、地域イベントが多く開催される季節です。こうしたイベントと連動した取り組みは、地域メディアを中心に関心を集めやすくなります。

例えば、

  • 炎天下のイベントに参加する来場者向けに、オリジナルの冷感タオル、塩分補給タブレット、うちわなどを無料配布
  • 地元の飲食店や小売店と連携し、「○○フェア」や「夏のスタンプラリー」などを企画

「企業が地域とつながる姿」は、PRとしても好印象を与えやすく、報道される可能性も高くなります。単なる広告や宣伝にならないよう、「地域と共にある企業」という視点を大切にしましょう。

夏休みを活用した親子・学生向け企画

8月は、夏休みやお盆を活用して家族で過ごす時間が増える時期です。特に小さなお子さんをもつ家庭では、「子どもと一緒に楽しめるコンテンツ」や「自由研究に役立つ情報」などにニーズが集中します。

そんな中、企業が子どもやファミリー層に向けた取り組みを行うことで、ライフスタイル系・親子向けメディアなどに注目される可能性が高まります。

例えば、

  • クラフト素材を使った工作イベント、ロボットを動かしてみるミニ体験会
  • 自社オフィスや店舗で「親子見学ツアー」や「工場の裏側公開」などの限定企画
  • 「夏休みの自由研究」に役立つコンテンツを無料で公開・配布

こうした取り組みは、家庭での過ごし方の提案としても関心を集めやすく、メディアから「夏休み特集」「家族向け情報」として取材されるチャンスになります。

また、実施後は「イベントレポート」や「参加者の感想」などを交えたプレスリリースやブログ記事にまとめることで、広報素材としても活用可能です。

「○○の日」を活用する

8月にはさまざまな“記念日”が存在します。メディアも記念日をフックに特集を組むことが多いため、自社と関連のある「○○の日」を見つけて活用するのもひとつの方法です。

例えば、

  • 8月2日「パンツの日」→ アパレルや下着関連のブランドなら、製品のこだわりを語るきっかけに。
  • 8月7日「バナナの日」→ 食品系サービスでバナナを使った商品を展開していればタイムリーなネタに
  • 8月31日「野菜の日」→ 食育や農業系プロジェクトのPRにも活用可能

記念日カレンダーで8月の一覧をチェックし、自社の強みやテーマと合致する日を見つけてみましょう。

夏だからこそ気をつけたい「働き方」「健康」ネタ

猛暑が続く8月は、企業の働き方や従業員の健康管理にも注目が集まります。特に近年は、熱中症対策やリモートワーク、ワークライフバランスなどが話題になりやすいトピックです。

例えば、

  • 「午後からの勤務を導入」「アイス休憩を取り入れた」「暑さ手当」など、自社のユニークな暑さ対策を紹介
  • スタートアップならではの柔軟な働き方を社員の声とともに発信

「社員を大切にする企業文化」としての文脈で取り上げられることもあるため、無理に大げさな演出をせず、日常的な取り組みを丁寧に伝えることがポイントです。

まとめ

8月は「季節感」や「地域性」、「社会課題」など、報道側が興味を持ちやすい切り口が揃っている月でもあります。今回ご紹介した切り口を活用することで、自社の商品やサービスが、よりメディアに注目されやすい広報ネタにすることもできます。

「夏だからこそ、伝えられることは何か?」「社会の関心と、自社の活動が交差するポイントは?」という視点で考えることで、広報初心者でも無理なくメディアアプローチが可能になります。

この夏、あなたの会社らしいメディア露出を一つでも実現できるよう、ぜひ今回のネタ例を参考にしてみてください!

タイトルとURLをコピーしました